ベトナムでウクレレを創る!ドラマティックなビジネスストーリー。|G-Labo 公式ブログ

【ベトナムウクレレ by G-Labo】 わがままウクレレとの”出会い方”の創造 vol.94

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◆初めての方はこちら・・・G-Laboストーリー 目次 プロローグ

GAZZLELE”ガズ”モデルのオリジナルウクレレを、ウクレレビルダーMOJA川上がベトナムに移住して創る!
G-Labo誕生ストーリー – vol.94

さて、本日は少し趣向を変えた話をしようと思う。

ベトナムで「ガズのわがままウクレレ」の試作を繰り返し、ようやく完成版が出来上がった頃の話だ。

その頃、私はちょうど当面の販路について検討している所だった。

お披露目も兼ねた販売の第一弾はクラウドファンディングと決めていたが、以降の販売を小売店(楽器販売店)を通して売るべきか、Amazon、楽天、Yahooショッピングなどの既存のプラットフォームを活用すべきか、直販サイトを運営すべきか、それらのいくつかを併用すべきかなど、色々と検討していたのである。

WEB上での販売は、それほど考えるまでもなく、直販サイトのみで行うのがベストであると確信していた。

理由はいくつかあるが、まず大前提として、GAZZLELEの発信力があれば、当然に集客に困る事はないと考えていた。

そのため、有料プラットフォームのポイント制度など、ユーザーの購買メリットを差し引いたとしても、わざわざ高い手数料を払ってまで有料のプラットフォームを活用するのは、率直に言って勿体ないと考えたのだ。

また、G-Laboのチャレンジは既にドラマティックだった事もあり、ストーリーを余すことなく表現しきるには、圧倒的に直販サイトの方が優位であると考えたからだ。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】 わがままウクレレとの”出会い方”の創造  vol.94

問題はアナログにおける販売だ。

小売店に持っていくと言っても、方法は最低二つはある。
一点一点直接お店と交渉するか、問屋(ディーラー)を通して、その商流に乗せて販路を拡大するかである。

それに、そもそもスタート時からの楽器店での販売というのが、タイミング的に良いのか悪いのか少々疑問を抱いていた。

というのは、先述の通り、GAZZLELEの発信力があれば、独自のオンラインショップだけでも、充分に毎月の生産ロット位は販売できるという確信があったからだ。

しかし、直に手に取って物の良さを確かめたいというお客様も当然に多いであろうという事もあり、まずは、とある“有名楽器店”にジャブ打ち程度に商談をもちかけてみることにした。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】 わがままウクレレとの”出会い方”の創造  vol.94
ところがだ、物の良し悪しの前に、その楽器店はGAZZLELEについて懐疑的な印象で受け止めているようで、「恒久的な生産ラインが出来上がったらお話を聞かせて下さい」とは言うものの、言葉の節々から少なからず“色物的””異端児的”な捉え方をされているのがヒシヒシと伝わってきたのだ。

その店は老舗の有名店で、ハワイアンやソロウクレレなどの昔からのウクレレカルチャーとは明確に一線を画すGAZZLELEという存在は、ブームこそ理解しているようだが、確立されたジャンルとしてはまだ受け入れきれていないという印象だったのである。

全く不可解なのは、店頭にはGAZZLELE関連の本が平積みされており、そうしたGAZZLELE人気の恩恵を最も体感しているであろうはずなのに、私からの話を“純粋な商機”と受け取れないという、その店の価値観であったが、現ウクレレ市場の中で、そういった風潮、そういったお店が少なからずあるというのも現実であると真摯に受け止め、特に議論する事もなく、「現段階ではまだそのタイミングではない」という判断に至ったのである。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】 わがままウクレレとの”出会い方”の創造  vol.94

GAZZLELEという日本全土にウクレレブームを巻き起こした“お化けコンテンツ”が、史上あり得ないレベルで短期の中で一気にウクレレユーザーを増やしたという事実は、最早言うまでも無いだろう。

そして、GAZZLELEでウクレレを始めて、“音楽をやる”“音楽をやれる”という特別な体験を経た事がきっかけで、ハワイアンやソロウクレレなど、GAZZLELE以外のウクレレミュージックに派生していったユーザーも実際に多いはずである。

それどころか、ウクレレで自信がついた事により、ギターやベース、ドラムやボーカルなど他のパートにチャレンジし始めた人も多いはずだ。

私の知り合いの音楽教室の先生は、GAZZLELEの登場により、ウクレレの生徒が非常に増え、また、GAZZLELEから派生してギターも習いたいという生徒も多く現れたと言っていたが、それこそまさに今日本全土で起こっているGAZZLELE効果の縮図と言っても良いだろう。

楽器店の話に戻るが、今更言うまでもなく、私はビジネスマンで商人である。
だから、エンドユーザーである顧客と、メーカーである我々の、中間に立つ買い手である楽器販売店から見たG-Laboの価値が最大限に高まったタイミング、つまり、直販による認知活動がある程度成熟した段階で再度、楽器販売店での販売も検討しようとその時は考えていた。

しかしその後、その何十倍、何百倍も素晴らしいアイデアが思い浮かんでしまったのだ。

その一つが「G-Place」という企画であるが、この「G-Place」に関しては、ガズさんが先のオンラインイベントでも既に触りを少し話してしまったが、いずれ詳細をこのブログでも紹介したいと思う。

とても秀逸で素晴らしいアイデアなので、乞うご期待頂きたい。

次回「vol.95」に続く!


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takeshiueda
この記事を書いた人
上田 健志
1977年愛知県名古屋市生まれ。
大学卒業後、アパレル会社での勤務を経て2004年に法務系士業コンサルティング会社有限会社LEGAL SQUAREを設立。
IT分野での顧客サービスの需要の高まりに伴い、有限会社C-UNIT SQUAREに商号変更し、システム開発を中心とした事業を行う。
現在は「ビジネスをつくる」をテーマに、日本とベトナムで複数のマーケティングプロジェクトを手がけている。
現 株式会社C-UNIT SQUARE代表取締役社長。

ある日、趣味の1つであるウクレレを通じて、ウクレレYoutube「GAZZLELE」と出会う。GAZZ氏とビジネスアイデアをあれこれ語り合う中で、いつしか協業することに。
"ガズのわがままウクレレ"クラウドファンディングを皮切りに、オリジナルウクレレの製造工場「G-Labo」の設立、D2C販売モデルなど、様々なビジネスアイディアを成功に導くべく、日夜奮闘中!

株式会社C-UNIT SQUARE
https://www.c-unit.co.jp
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