今回インターンシップの募集を行う中で、まず驚いたのは“エントリーの数の多さ”である。
今回のインターンシップでは6ヶ月のベトナム滞在が必要となるため、無職でもない限り、休学や休職などのかなりの“思い切った決断”が必要となる。
これは非常に高いハードルになると予想していたが、それでもあっという間に10名位以上のエントリーが挙がってきたのだ。
そして、最も驚いたのは、その半数以上が“女性”であったという事だ。
また、年齢層も20代〜50代と非常に幅が広かった。
これはとても興味深く面白い結果である。
もちろん幅広い層にファンを持つGAZZLELEからの募集案内という事も大きな要因であったとは思うが、こうして明確な形で“ウクレレ職人への道”という機会が提示されれば、老若男女を問わず、現に“意欲的なチャレンジャー達”が現れたという事だ。
突然だが、皆さんは“宇宙兄弟”という漫画をご存知だろうか?
この作品は、子供時代の体験がきっかけで、宇宙に憧れる二人の兄弟の物語だ。自分の力が信じられず、いつしか宇宙飛行士という目標を見失っていた兄が、先に宇宙飛行士(ヒーロー)となった弟の後を追い、ひょんなことから再び宇宙飛行士となる夢に向かって走り始めるところから物語がスタートする。
あくまで私の主観だが、この作品の見所は、熾烈な競争社会である宇宙飛行士という職業において、目の前の大きな課題に取り組む主人公の姿勢や考え方・価値観が、「競争」ではなく、あくまで純粋に「目的の達成」に向いており、そのあり方の結果として、様々な課題が最も調和のとれた最適な解に結びついていく様にあると思っている。
私はこの作品の大ファンなので、このまま延々と語り続けたい気持ちもあるが、本題から大きく外れてしまうので、これ以上は割愛する。
とにかく、この作品は読むと、仕事や人生において、非常にポジティブな気持ちが持てる“気づき”となるエピソードが本当に多いので、是非オススメしたいとだけ伝えておこう。
あと、余談だが、主人公の兄の方は、川上と同じ“天然アフロ”が特徴で、JAXAのスタッフからは“モジャくん”と呼ばれていた事が私的にウケるという事も書き加えておこう。
そして、本題に戻るが、この作品を持ち出して何が言いたかったかというと、私はこの作品を読んで、初めて宇宙飛行士のなり方や、宇宙飛行士という職業がどんなものなのかを知ったという事だ。
もしも小学生・中学生時代にこの作品を読んでいたら、もしかしたら自分も宇宙飛行士になりたいと思ったかもしれない。また実際に、そうした影響を受けた人も多いのではないかと思うのである。
世の中に面白そうな職業は山ほどあるが、どうやったらなれるのか、そしてなったら具体的にどういう風に仕事をしていくのかについては、聞かれると意外とわからないものが多いように思う。
もし、様々な職業のそうした情報がわかり、なるための明確な道筋がわかれば、選択肢が増え、“夢の幅”はグッと広がるのではないかと思うのだ。
G-Laboインターンシップでは、“生の現場”で余す事なくリアルに、ありのままの“ウクレレ職人という職業”を体験する事ができる。
故に私は、このインターンシップが“誰かの夢の道しるべ”とならん事を切に願うばかりなのだ。
次回
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