さて、これまでの話の中で、川上、兼松、青山、吉本と、このソリューションに携わる全ての日本人スタッフが出揃った。
そして、川上以外の3人は、“ウクレレ製作”という事で言えば、全員門外漢であり素人だ。
しかし、ベトナムに対して地の利があり、ずば抜けた管理能力の持ち主である兼松や、圧倒的なデザイン力を持ち、プロモーションやマーケティングに優れた青山、ベテランプレーヤーでもあり、楽器に造詣の深い吉本というチームは、このソリューションにとって、ウチの会社ではこれ以上は考えられない“最強メンバー”であると断言できる。
特に兼松と青山に至っては、ウチの会社にとって、将棋で言うところの“飛車と角”であり、これ以上無い“最強の駒”なのだ。
そんな風に、私が現状考え得る最大戦力を惜しげも無く投下する理由は、至ってシンプルだ。
それほどまでに“GAZZLELE”は、現時点で既に、とんでもない“モンスター級のお化けコンテンツ”であるからである。
そもそも、パートナーシップというものは互いの力が“拮抗”していて初めて成立するものだと私は考えている。
そうでなければ、弱い方が強い方に依存しなければならなくなる。しかしそうなれば、それはパートナーシップではなく“単なる下請け”と呼んだ方が良いだろう。
つまりシンプルに言うなら、「怪物と付き合うためには、こちらも“覚悟を持って”怪物となる」必要があるという事なのである。
互いの実力を認め合い、敬意を払いあえる関係となる事で、初めて“大きなシナジー”が生まれ、協業の価値を互いに実感する事ができるのだ。
最近、GAZZLELEのオンラインイベントを開催した際に、参加者にいくつかアンケートを行った。
その中で、参加者の「ウクレレ歴」と「GAZZLELEイベントへの参加経験の有無」についてのアンケートがあったのだが、500名近くにも及ぶ参加者の中で、何と4割強もの参加者が、「ウクレレ歴半年未満」で、さらに半数以上が「GAZZLELEイベントの参加が初めて」という驚くべき結果が出たのである。
このアンケートから読み取れる事は様々あったが、特にここで言いたいのは、GAZZLELEは、その発祥から既に5年以上も経過しているのにも関わらずまだ依然として“成長期”であり、未だ底知れない恐ろしく高いポテンシャルを持ったコンテンツであるという事である。
さらに言えば、注目すべきは、GAZZLELEが、「いかに多くの“新しいウクレレプレーヤー(ユーザー)”を創出し続けているか」という事なのだ。
“音楽聴くのはサイコーだけど、やるのはもっとサイコー!”というテーマで、“誰でも簡単にどの曲からでも始められる”というコンセプトをYoutubeで配信するというガズさん独自のアプローチは、これまで“自ら音楽をやる事のなかったユーザー層”の心を、見事に射抜き続けているのである。
このGAZZLELEという、まさに“新しい音楽文化を創り上げた偉大なコンテンツ”に携わるというのは、相当に勇気のいる事なのだ。だから、未知数の成長性に付き合うためには、我々も相応な覚悟を持ち合わせていなければならない。
だからこそ、我々はGAZZLELEという強力なコンテンツに依存するのではなく、互いに高め合うための“最高なパートナー”となるべく、覚悟を持って最大戦力を投下し、最大限の尽力で応え続ける事が、“当然の礼儀”であり、“背負うべき責務”であると考えているのである。
次回
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