長い前振り(リハビリ)はここら辺にして、そろそろこの新章の本編に突入して行こうと思うが、これまでの本ブログは主にG-Laboの成り立ちをフォーカスしたものだったが、この新章では、“現在〜未来”を中心に書いてみようと思う。
テーマはG-Labo的“世界に通用するモノ作り”と“爆発的に世界に広がるためのマーケティング”についてだ。
まずは“モノづくり”についてだが、これは発足から2年余りの歳月を掛けて、“究極のスタンダード”として“ガズのわがままウクレレ”が完成した事は、もちろん我々にとって非常に大きな成果だったと言えるが、私がそれと同等かそれ以上に評価しているのが“ウスレレ”の登場だ。
ウスレレは当初、試作の第一弾の段階では、その名の通り、ボディの高さが薄い事が原因で、わがままウクレレと比べると、鳴り(ボリューム)がイマイチで、直ぐに製品化できる代物ではなかった。
しかし、音質は決して悪くなく、またその薄さ故に非常に扱いやすく、使い心地が良い事から、“とても惜しいサンプル”として、しばらくの間、開発保留のステータスとなっていた。
しかし、あまりの使い心地の良さから、そのサンプルは、実のところ、密かに“こずえさんの愛機”となっていたのである。
こずえさん曰く、ウスレレは女性の体型に本当に良く馴染むという事で、非常に弾きやすいという事だった。
その話を受けて、“女性向けのウクレレ”というキャッチーなコンセプトが誕生した。そして、これは非常に面白いコンセプトであるという事で、ウスレレの開発が再び始まったというわけだ。
余談だが、その様な経緯があったので、“ガズのわがままウクレレ”はその名の通り、ガズさんのわがままが詰まったウクレレであるが、“ウスレレ”は実のところ“こずえモデル”と呼んでも良いと私は思っている。
そして、川上の“ナイスアイデア”で再開発された“新しいウスレレ”は、薄いボディはそのままに、“わがままウクレレ”に引けをとらない“素晴らしい鳴り”を実現する事ができた。
正直な話、わがままウクレレとウスレレ、どっちがおすすめかと聞かれれば、「どうぞ形のお好みでお選び下さい。」と言えるほど、ウスレレは、わがままウクレレと双璧を成す、G-Laboが提案する“新たなスタンダード”として申し分のない逸品だと断言できる。
ここで言いたいのは、何も凄く良い製品が出来ました!っという広告的なお話ではなく、重要なのは、ここにG-Laboが誇る“オリジナルの技術”と“特異性のあるコンセプト”が誕生したという事実だ。
その起源をポルトガルとする、ウクレレが世の中に誕生してから侑に100年以上が経過しているが、“薄くて良く鳴る高品質なウクレレ”は、なかなか類を見ないだろう。少なくとも私は同様のウクレレを他にを見たことがない。
また、現物を見た方は良くご存知だろうが、単純に“見た目のインパクト”もなかなかのものだ。同じサイズの“わがままウクレレ”と並べても、何故か小さく見えるのだ。
しかし、その薄くて小型のボディからは想像がつかないほど、素晴らしい音質で、非常に良く鳴る。サラッと流して書いてしまったが、これは、川上が編み出したブランドの“アイデンティ”となる“特異な技術”であると私は確信している。
次回
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