さて、本日は趣向を変えて、「ガズクラブ」の“オンラインイベント”についてお話ししようと思う。
そもそも「ガズクラブ」とは何か?という事についてだが、これはガズさん自身が発起したいわば“オンライン部活動”のようなものだ。
ガズさん自身が参加するFacebookグループにて、毎日様々なトピックスについて話合いがなされたり、会員限定で相互参加型の生配信ライブイベントを行ったりしている。
そして、何と言っても最大の目玉は、あのGAZZLELEチャンネルで毎日ガズさんが書き溜めている“手書きの生楽譜データ”を、毎月5曲もダウンロードできるという事だ。
最新の楽譜も、どこよりも早く手に入れる事ができるのである。
ガズクラブはこれらの盛り沢山のサービスを、何と月額660円という破格の値段で提供している。
先日、ガズクラブ初のオンラインイベントが執り行われ、何と150名以上の“ガズラー(ガズクラブ会員)”が参加して、かなりの大盛り上がりを見せた。
何が凄いかと言えば、やはりラジオパーソナリティ顔負けのガズさんの神がかったトークというか番組回しである。
以前のブログでも、ガズさんは「ライブの天才だ。」と称した事があったが、それはもちろんオンラインにおいても当然に健在で、凄まじいものがあった。
約150名から止めどなく送り続けられるコメントから次々と面白いトピックスを拾い上げ、必殺のトークで話をグッと広げていくのだ。
このガズさんの異能とも言える才を遺憾なく発揮する場として、このオンラインイベントというのは、まさにベストマッチなのかもしれないと思わされるほどであった。
このオンラインイベントは、コロナ問題下でのテレワークやWEB会議でも話題となった「Zoomウェビナー」というシステムを利用して行われたのだが、このシステムの特徴というか面白いところは、参加者が全員並列となる通常の”WEB会議形式”とは違い、主催者であるガズさんと、ガズさんによって選定された「パネリスト」で“セミナー形式”でイベントの進行を行えるという事だ。
つまり、イベントの要所要所で、ガズさんと、パネリストとして割り当てられたゲストとの対談という形で投影する事ができるのである。
ちなみに今回のイベントでは、このイベントの裏方、並びにG-Laboの代表という事で、私と青山がパネリストとして少しだけ参加した。
普段は別の事業で、大勢相手のプレゼンなどもガンガン行っているが、それでも慣れないオンラインイベントでのいきなりの登場は、いつになく緊張してしまい、まるで借りて来られた猫の様でとても気恥ずかしかった。
余談だが、私は超がつくほどの早口だ。
ちなみに自分が早口であると気づいたのは、実は意外にも最近のことだ。
7年ほど前に東京ビッグサイトでIT関連の大規模な公演を行ったのだが、そのリハーサルで撮影した自分のトーク録画を見た時に、自分のあまりの早口さに驚愕したのを良く覚えている。
真剣に機械の故障かと思ったのだ。
以降、できる限り気をつける努力は人知れず行っているが、それでも、ガズさんや竹内さんからは、会議などでヒートアップしてくると2倍速どころか4倍速になるとまで言われている。
そのため、不意の今回のイベント登場は、緊張もあったので、大変聞き苦しい言葉を届けてしまったと思う。
怖くて録画をちゃんと見れてないが、誠に恐縮なわけだ。
しかし、面白いのは、うちのスタッフはもちろん、ガズさん、こずえさん、竹内さんなど、私の身近にいる人たちは、どうやらこの早口に慣れてしまうらしく、どれだけ高速で話をしても今やちゃんと通じているようだ。
それどころか、この早口は感染るようで、心なしかガズさんを始めとする周囲の人達も早口になってきている気がする。
YouTubeではそんな事は決してないだろうが、もしもガズさんと対面で話す機会があった時に、ガズさんを早口に感じてしまう人がいたら、それは恐らく私のせいかも知れないので、悪しからずというわけだ。
話は戻るが、Zoomウェビナーには、面白い機能が二つある。
一つはアンケート機能だ。選択式のアンケートをその場で作って展開し、その結果を画面上で共有できるのである。これが存外面白いのだ。
参加者のウクレレ歴や年代、お住まいのエリアなど様々なアンケートが投げかけられるのだが、これらの結果を見て意外な発見もあり、大いに盛り上がってしまう。
また、資料などのデータを画面に映し出す機能もあるので、全員で演奏する際などは、楽譜を写す事もできて、非常に便利なのだ。
イベントにおける我々の役割は、まさに裏方で、参加者へのZoomの使い方の案内やその質問にお答えしたり、イベント中にガズさんの要望でアンケートを即席で作ったり、楽譜などを投影したりと様々だ。
そして、今回のイベントではっきりわかった事は、“生のオンラインイベントは相当面白い”という事だ。
参加者はもちろんだろうが、裏方の我々も同様に楽しかった。
今後も様々な趣向を凝らしたオンラインイベントを企画していきたいと思っているので、ご興味を持たれた方は是非ガズクラブの特設ページを覗いて頂ければと思う。
最後にもう一度言おう。ガズクラブの月額660円は間違いなく破格であると。
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