さて、先日、GAZZLELEチャンネルにて電撃的に紹介され、SNSでも俄かに話題となっている「リフレレ」について、少しだけ話そうと思う。
実はこの「リフレレ」の構想は、川上がベトナムに渡ったばかりの当初から既に存在していた。
当時も今と変わらず、ガズさんの頭の中はアイデアだらけで、その中の一つとして、いつか実現してみたい製品の一つとして挙げられていたのだ。
当時はG-Laboの立ち上げの段階で、まずは川上が製作した現「わがままウクレレ」のプロトタイプをベトナムの工場(トムさんの工場)で模作させる事が最大のミッションとなっており、その後ついては、このブログでもお伝えした通り、様々な波乱万丈な出来事に見舞われ続け、なかなかその開発に着手できない状況が続いていた。
しかし、ようやくG-Labo工場の生産体制が確立した事を受け、いよいよ、まだまだ過密が続く生産の合間を縫って、川上自身の手により、「リフレレ」の開発がスタートしたのだ。
少し余談だが、わがままウクレレやセミオーダーの製作、監修は、G-Laboにとって確かに重要な“川上の仕事”なのだが、ガズさんからの無理難題にも対応できる、楽器製作に関する類稀で柔軟な思考を持った“無二のクリエイター”としての川上の最大のミッションは、その天性の感性に従い、どこまでもクリエイティブに“新しい何か”を開発し続ける事だと私は思っており、それこそがG-Laboにとって、川上にできる、最も利益に繋がる仕事であると考えている。
だから、“これまでに無い楽器”を川上が手がけるというのは、G-Laboにとって理想的な仕事の在り方の一つであると実感している。
それに、「リフレレ」に限らず、その他の新ラインナップの準備も実は着々と進んでいるのだが、こうした新しい物にチャレンジする川上を見ていると、まるで水を得た魚の様に生き生きとしており、面白いし、気持ちが良いというのもある。
製品の品質を担保したり、スタッフの教育を行うなどの重責を担う事はもちろん大切な事だが、時には、その楔から解き放たれ、どこまでも自由に自身の創造性を爆発させる事もそれと同等かそれ以上に大切な事だと私は思っている。
ダーウィンの進化論ではないが、創造性無くしては変化対応できないし、ましてアイデアリストのガズさんと働くのであれば、変化そのものを起こす事こそが最も重要なミッションとなるからだ。
故に、親から与えられた才能、神から与えられた才能、そして努力で磨き上げた才能、全てを総動員して、世界の誰よりも創造的な新しい楽器を生み出してもらいたい。
無いものを創り出すのだから、そこで待っているのは、オンリーワンだけでなく、ナンバーワンと言っても過言では無いだろう。
次回
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