さて、本日は誕生日という事で、自分のルーツでもある地元近辺をバイクで周ってみる事にした。
バイクを手に入れてからというもの、比較的遠征が多く、敢えて近所を走り回る事がなかったので、これはこれで新鮮な感じで悪くない。
私の抱く地元のカラーイメージは“灰色”だった。
名古屋港が近く、港からは新日鉄などの大企業のどデカい工場が対岸に見え、輸出用のモータープールや倉庫が立ち並ぶ様な場所だからだ。
だから、十数年前に地元で初めて建てたマンションは“レイキャビク(レイキャビーク)“と名付けた。
これはアイスランドの首都レイキャビークから得たもので、意味は“煙たなびく湾”という意味だ。
余談だが、東名や、名神、新名神などに続く、伊勢湾岸道路という比較的新しい立派な高速道路があるのだが、この伊勢湾岸道路の「名港潮見」「名港中央」というインターの辺りには、「名港トリトン」と呼ばれる、一層目立つ巨大な橋が架かっている。
夜はライトアップされており、東海を代表する夜景スポットとしても有名だ。
ただ、個人的には、下からライトアップされた橋も確かに美しいとは思うが、橋を通過中に上から見下ろすと眼下に広がる巨大な工場地帯の夜景が、これもまた異様なまでに美しく、そちらの方が好みだ。
ただ、名港トリトンは、恐しく高く、驚くほどの強風に煽られるので、バイクでの通行の場合、特に高所恐怖症の人は要注意かもしれない。
本日は名港トリトン近辺も回ってみたのだが、残念な事に時間が遅かった事もあり、ライトアップは終わってしまっていた。
それでも、対岸にはやはり、遅い時間であるにも関わらず稼働し続ける巨大な工場群が見られた。
深夜であっても、モクモクと煙を巨大な煙突からたなびかせて稼働している工場の姿には、無機質であるにも関わらず、何故かワクワクと心踊らされるものがあると感じるのは私だけだろうか?
それにしても、一年というは本当にあっという間だ。歳を取る毎に、時計の回る速度が年々早くなっている様に感じるのは気のせいだろうか。
言い換えれば、私の一秒あたりの価値が急高騰しているのかもしれない。
認めたくない事だが、時間は残念ながら“有限”だ。
だから、次の一年は公私共に、去年以上に価値のある時間を過ごしたい。
変わるもの、変えるもの、変わらないもの、変えれないもの、様々あるが、常に全力で前に進むという事だけは変わらない。
周囲から言わせれば、私は“マグロ”の様な人間で、止まったら死ぬらしいので、まぁ、仕方ない。
\ R A N K I N G /
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