さて、この週末は名古屋弁で言うところの「えらい(大変な)週末だった。」
というのも、G-Laboとは全く関係の無い別ソリューションで協業している企業の競合が超面倒なトラブルを巻き起こしたからだ。
そのため、早朝からその至急の対応に追われる事となってしまったのである。
詳細は書けないが、予てより続いている知財に関する紛争で、双方ともメーカ的なポジションでの話であるという事もあり、“その手の話”は茶飯事で、特に珍しいという事でもなかった。
対応の難易度という意味では、私的には難しい事では無いが、迅速かつ美しく収束させるためには、それなりの段取りが必要で、弁護士や協力企業などとも限られた時間の中で、適切な協議を行い、方針を確定させ、必要な措置を取らなければならない。
今回は突然に奇襲を仕掛けられた様な話なので、対応に一刻の猶予もなく、そういう意味では、少しばかり厄介だと言わざるを得ない状況だった。
とはいえ、そういう話は、どちらかと言えば得意分野なので、本件を聞いた瞬間から、頭の中はその対策について、かなり具体的にイメージができていた。
というのも、紛争が継続している事もあり、こうした事態に備え、予め予防策というか、必要な情報に関してはあらかた整理していたからである。
そのソリューションにおける本来の私の役割は、販路開拓など、商流の構築やその指揮を執る事だが、こうした事態に対応する事は、先述の通り得意分野であり、好物なので、ここでの陣頭指揮も、やはり私の担当とという事になっている。
故に、前日の金曜日には弁護士などとその段取りを確認し、明日の月曜日からは電光石火で具体的な措置が行える様に、土日のうちに完璧なシナリオを用意しなければならなかったというわけだ。
そして、土曜日には朝7:00からその作業に取り組んでいたが、我事ながら驚いたのは、思ったよりも作業がスムーズに進み、想定よりも早く纏まったなと思い、時計を見たら昼の13時過ぎだったという事だ。
自分の感覚的には2時間程度だと思っていたので本気で驚いた。
朝ご飯食べなきゃと思ったら、もう昼飯でも遅い位だったというわけだ。どうりで随分腹が減っていたわけだ。
なかなかの集中力で頑張ったという事で、ここは少し自分を褒めてあげても良いのかもしれない。
ついでに言うと、作成した資料の分量は、本ブログにおける長文ものの大体8〜10日分くらいにも及んでいた。
そりゃあ時間かかるわぁ、といった感じだ。
そして、その時に初めて気づいたのは、今日が物凄く快晴であったという事だ。
こんな素晴らしい天気を仕事だけで過ごすのは勿体無い。
という事で、急遽ツーリングに出かける事にした。
バイクは会社の車庫にスタッフの車体と共に保管してあるのだが、土曜日ではあったが、吉本が出勤しており、残務の処理をしていたため、時間があるならという事で、彼も誘う事にした。
吉本の残務を待っていたので、結局出発は15時過ぎとなってしまったが、逆に暑さのピークが折り返しを迎えるタイミングでもあったので、それはそれで悪い事ではない。
急遽決まったツーリングの今回の目的地は、浜松にある通称「バイク神社」とも呼ばれている「大歳神社」だ。
ご存知の方も多いかも知れないが、浜松という土地は、ホンダ、ヤマハ、スズキという日本を代表するバイクメーカーの発祥の地でもある。
私は予てよりこのバイク神社の噂を聞いていたので、一度足を運んでみたかったというわけだ。
現地までの道のりは出発地である会社から120Kmと、遅がけの出発に合った程よい距離だ。
思い立ったら直ぐに旅立てるというのが、バイクの旅の醍醐味なのかも知れない。
目的地までは、閉館までの時間もあまりない事もあり、基本的に高速道路を利用した移動となったが、特に名古屋から東名高速に入るまで走った「伊勢湾岸自動車道」では、かつて体験した事がないレベルで強風が吹き荒れており、走り慣れた道路の違う一面を体験する事ができた。
普段なら名港トリトンという巨大な橋の上から、新日鉄などの巨大な工場群を望む絶景を楽しむところなのだが、今回はその余裕は一切持つ事ができなかった。
そして、荒れ狂う暴風は、気温も中途半端に熱いだけで、あまり汗をかいていないせいか、涼しさはほとんど感じず、なま暖かったのが印象的だった。
閉館前にたどり着いた「大歳神社」では、参拝と共に、仲間も含めた今後の交通安全祈願の意味を込めて、ここにしかない、「バイク用のお守り」を買った。
そして、短い旅の締めくくりには、青山の住む豊田市に立ち寄り、青山と合流し、同市で友人の経営する老舗洋食店「レストラン神戸屋」で夕食を楽しむ事にした。ここのハンバーグは私の大好物なのだ。
もちろん、これも道中での思いつきだ。
計画的なバイクの旅も良いが、思いついた時にいきなり始まるバイクの旅も悪くない。
仕事に追われる週末から一転し、100%のオフが楽しめたのだから、やはりバイクは最高だ。
次はいつ、どこに行くのかわからないが、それでも今から楽しみで仕方ない。
次回
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