ベトナムでウクレレを創る!ドラマティックなビジネスストーリー。|G-Labo 公式ブログ

【ベトナムウクレレ by G-Labo】<新章>課題は常に超えるためにある!G-Laboの抱える新たな課題とは?③|vol.145

GAZZLELE(ガズレレ)のオリジナルウクレレを、ウクレレ職人MOJA川上がベトナムに移住して創る!
G-Labo工場のリアルタイムストーリー – vol.145

そしてG-Laboの抱える二つ目の課題だが、これは一つ目の課題に大きく関連した事で、クリティカルパスである「川上にしかできない工程」を、「他の職人スタッフに教育するのが極めて難しい」という事だ。

より正確に言うならば、「教育する環境を作る事自体が難しい」という事である。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】<新章>課題は常に超えるためにある!G-Laboの抱える新たな課題とは?③|vol.145

そもそもであるが、G-Laboの抱えるこのような課題というか問題点といったものが、どの様に顕在化するかというと、一番顕著に現れるのは「納期ギリギリのタイミング」だ。

というのも、納期直前の「最終的な仕上げ作業」というのが、まさに「川上にしかできない作業」であり、G-Laboにおける最大の「クリティカルパス」であるからだ。

普通に考えれば、「仕上げ作業を他の職人にもちゃんと教えれば良いじゃん!」という話なのだが、仕上げ作業というのは、それまでの長時間、数日間に渡る作業の集大成たる「完成目前の作品」を最終調整する作業に他ならず、万が一にも失敗をしてしまえば、再塗装が必要となったり、最悪はその製品自体がダメになってしまうのだ。

失敗を犯す事のリスクがあまりに高いため、容易に練習をさせ辛いのである。

当然だが、後ろの工程になればなるほど、手間暇かけている時間に比例して、作りかけの製品の価値はどんどん上がっていくのだ。

更に言うならば、納期直前のタイミングなので、万が一失敗があれば、深刻な納期遅れに直結してしまう可能性が高い。

しかし、もちろん、そんな事は言ってられないので、川上は幾度か失敗を恐れながらも、仕上げ作業の教育を行ってきたのだが、その結果は常に失敗で、無惨で悲惨なものに終わってしまったというわけだ。

当然ながら都度、川上が地獄の様なリカバリーに追われた事は言うまでもない。

仕上げの段階の失敗というのは、さしずめ、賽の河原でギリギリまで積み上げた石を、意地の悪い鬼に叩き崩される様なものだ。

故に「仕上げ作業」は、未だ「川上にしかできない作業」の代表格として残ってしまっているというわけだ。

そして、その様な状況が続く中、遂に”事件”が起こる。

次回

vol.146 課題は常に超えるためにある! G-Laboの抱える新たな課題とは?④に続く!


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takeshiueda
この記事を書いた人
上田 健志
1977年愛知県名古屋市生まれ。
大学卒業後、アパレル会社での勤務を経て2004年に法務系士業コンサルティング会社有限会社LEGAL SQUAREを設立。
IT分野での顧客サービスの需要の高まりに伴い、有限会社C-UNIT SQUAREに商号変更し、システム開発を中心とした事業を行う。
現在は「ビジネスをつくる」をテーマに、日本とベトナムで複数のマーケティングプロジェクトを手がけている。
現 株式会社C-UNIT SQUARE代表取締役社長。

ある日、趣味の1つであるウクレレを通じて、ウクレレYoutube「GAZZLELE」と出会う。GAZZ氏とビジネスアイデアをあれこれ語り合う中で、いつしか協業することに。
"ガズのわがままウクレレ"クラウドファンディングを皮切りに、オリジナルウクレレの製造工場「G-Labo」の設立、D2C販売モデルなど、様々なビジネスアイディアを成功に導くべく、日夜奮闘中!

株式会社C-UNIT SQUARE
https://www.c-unit.co.jp
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