2022年1月29日
これまでG-Laboでは、作業の効率化を図るための機械の導入や、マンパワー強化のための人員の増強と、それに伴う人材教育やワークフローの改善など、ドタバタの中でも、数々の業務改善に向けた取組みがなされてきた。
それらが決してダメであったわけではないが、「クリティカルパス」の改善がなされなければ、決して全体の生産フローが滞りなく上手く流れることはなく、目標としている納期の短縮には到らないと断言できる。
何故なら、その他のパス(経路・工程)をどれだけ改善しようとも、全体の流れを必ず塞き止めてしまうというのがクリティカルパス問題の特徴であり、クリティカルパスのクリティカル足る所以だからだ。
前の工程が終わらないと後ろの工程が始められないという工程間の依存的相関関係で形成される生産フローの心臓こそがクリティカルパスであり、この心臓の疾患を根治させなければ、体全体たる生産フロー全体の改善が進まないのは必然なのである。
つまり、他にどれだけ改善を重ねようとも、まずは「G-Laboのクリティカルパス」である「川上にしかできない工程」の改善が成さなねなければ、全体の改善は決して進まないという事だ。
しかし、逆に言えば、こうしたクリティカルパスの改善に成功すれば、劇的な全体の改善が見込めると言っても過言ではない。
そして、このクリティカルパス問題の解決に必要となる最も重要な”鍵”は、実は、まさに「二つ目の課題の中」にある。
次回
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