日本ではようやく例年よりも長かった梅雨が明けたところだが、ベトナムはもっと長い雨季の真っ盛りだ。
毎日の様に凄まじいスコールに見舞われ、街のいたる所で洪水が発生する。
G-Labo工場としては初めて体験する雨季なのだが、早速にスコールの国、ベトナムならではの、手痛い洗礼を受ける事となった。
スタッフが帰宅出来ないほどの大雨が降り、道路は冠水し、遂には工場の床上まで浸水してしまったのだ。
更に、余りに凄まじい雨量であった事と、運悪く葉っぱなどのゴミが配水管の吸込口につまりかけていた事もあり、排水が全く追い付かず、完全にオーバーフローを起こして、漏れ出た水が滝の様に工場内に流れ込むという事態にも陥ってしまった。
こういう事態に備えて、資材や作りかけの製品に関しては、水の被害が及ばぬ様に、高床式で保管したり、何かしらの防水対策をしていたため、何とか最悪の事態は逃れたが、水浸しとなった床から水を抜くのが非常に骨を折ったという事だ。
幸いご近所からの助けもあり、早期に復旧する事は出来たのだが、重要なのは、これが稀に起こる異常事態ではなく、ベトナムでは極めて日常的な事であるという事実だ。
まだまだ、体験してみないとわからない事は多々あるだろうが、現地スタッフで協力し合って乗り越えてほしい。
そして、大変な状況な中、復旧に協力してくれたご近所さんには、心より感謝申し上げたい。
少し不謹慎な物言いとなってしまうかもしれないが、ローカルで事業を行う中で、スタッフ達がこういう事態に助け合える現地での人間関係が構築できていたとするならば、それは本当にありがたい事だし、素直にとても嬉しい事なのだ。
次回
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