7月25日、ベトナム全土に衝撃のニュースが走った。
今年(2020年)の4月16日以降、実に99日ぶりに、新型コロナウィルスの感染者が新たに確認されたのだ。
これで、ベトナム国内での感染者は累計416人となる。
ベトナムは長い国境線を隔てて中国に隣接しているにもかかわらず、早期から徹底的なロックダウン(都市封鎖)措置を取ったことで、4月16日から約100日もの間、”国内感染者ゼロ”を記録していた。
ところが、この7月25日の感染者の確認を境に日増しに感染者が増加し、およそ2週間後となる本日には、累計感染者数は何と2週間前の2倍近い812人となった。死亡者数も従前の0人から急増し、10人に上っている。
今回の第2波とも言える新たな感染の波の影響は、もちろん大都市であるホーチミンも例外ではない。まだ少数とはいえ、ホーチミンでの感染者も確認されている。
この様な背景を受け、私もよく使うベトナム航空では、当初8月末までとなっていた運休の予定が、ひとまず10月24日まで延長される事となった。
9月の訪越を心待ちにしていたので、大変残念だ。
また、余談となるが、私が訪越の際にちょくちょく利用しているホーチミン市内にある日本居酒屋も、先日川上が訪れたところ、こうした影響を受けてか、メニューが激減していたという事だ。
現在でも既にマスク非着用者に罰金が科せられたりしているが、今回の感染で先んじて社会的隔離措置が取られているダナンに続き、ホーチミンにおいても、最低でも前回の第1波時と同様のレベルの飲食業の休業要請などの厳しい措置がとられる事が予想されている。
G-Labo工場でも、第1波時から主に物流関係で大きなダメージを被ってきたが、一部のパーツの物流や完成された製品の配送について、依然として不安定な状況が続いている。
また感染防止のため、工場内でのマスク着用やアルコール除菌、また密に固まっての作業を避けるための作業場のレイアウト変更なども行っているが、いつ工場の運営に直接影響が出る様な行政措置が取られないとも限らないため、これまで以上に予断を許さない状況となっている。
コロナ対策についての個人的な意見はあるが、敢えてここでは詳細は割愛させていただくとして、私としては出来る限りの予防措置は取るべきだが、絶対に経済活動を止めてはならないと考えている。
G−Laboでは、国からストップの指示が下されない限りは、可能な限りの感染対策と併せて、生産を続けるため鋭意努力をしていく所存だ。
ただ、先述の通り、努力の及ばない外部の動きとなる物流に関しては、国際線の減便や停止等、依然として不安定な要因が多く、常に予断を許さない状況だ。
G-Laboの販売は予約販売を主としているので、何かネガティブな動きが出れば、お客様へのお届けの影響も計り知れないし、工場としても単純に死活問題となる。
なので、ネガティブ、ポジティブに関わらず、今後何かしらの変化があり次第、本ブログや公式サイトのお知らせなどで、適時報告させていただこうと考えている。
次回
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