ベトナムでウクレレを創る!ドラマティックなビジネスストーリー。|G-Labo 公式ブログ

【ベトナムウクレレ by G-Labo】無名のブランドを世界に広めるための方法 vol.117

◆1つ前の記事: 【ベトナムウクレレ by G-Labo】異端が異端でなくなる時 vol.116
◆初めての方はこちら・・・G-Laboストーリー 目次 プロローグ

GAZZLELE”ガズ”モデルのオリジナルウクレレを、ウクレレビルダーMOJA川上がベトナムに移住して創る!
G-Labo誕生ストーリー – vol.117

前回で長い前振りが終わったように書いてしまったので、大変恐縮だが、もう少しだけ補足したい。

全く認知度の無いブランドをいきなり世に広めるのはとても大変な事である。

ー普通はそう思うかもしれないが、実のところ、これは”やり方次第”だ。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】無名のブランドを世界に広めるための方法 vol.117
先述したヨーロッパ避雷針のマーケティングにおいて、効率的にこのブランドを世に広めるために真っ先に採ったのは、“ビジネスの流れ(商流)“を司どる大手商社を“トップ”から巻き込むという手法であった。

実際に“正面”である、避雷針をはじめ雷保護を生業としている業者から相手にしていこうとすれば、Amazonが家電量販業界から受けたのと同じように、”異端”として猛反発を喰らうのは目に見えていた。

ならば、それよりももっと上流の、もっと巨大な企業を味方にした方が圧倒的に手っ取り早いと考えたのだ。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】無名のブランドを世界に広めるための方法 vol.117
ここで重要なのは、ただ商社に「取り扱ってもらえれば良い」というわけではないという事である。

商社というのは、それこそ何万点、何十万点という商品を抱えている。
その中の“ワン・オブ・ゼム”程度の扱い、例えば、カタログに掲載してもらう程度では、ブランドとしてまだ認知されていない製品では、到底世に広まるわけがないのは自明だからだ。

つまり、大げさに言えば“戦略商品”として取り扱ってもらわなければならないし、そのためには、その扱いに見合った格の製品であると言う事を認知してもらわなければならないのである。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】無名のブランドを世界に広めるための方法 vol.117
これを“行儀良く”下流や中流から売り込んでいくというのでは時間がかかりすぎるし、下流から行く事自体、製品の格を下げしめてしまう事にもなりかねない。

それに何より、本当に強い企業を、単に取引があるというだけではなく”真の意味で”味方に付ける事こそが、最も重要なミッションなのである。
だからこそ、この場合は、トップに対するダイレクトな営業こそが、最も効率的で最適な手段だったというわけだ。


とは言え、避雷針を取り扱う可能性のある大企業など、私が手がけたこれまでの事業から見れば、あまりに“畑違い”であって、“人脈ゼロ”という全くのアウェイであった。

しかし、私が知らずとも、“知っている人間“にはいくつか心当たりがある。
例えば、当時既にパートナー企業であった東映グループの経営層の人達だ。

彼らもまた当然に畑違いではあるのだが、これまでの経営活動の中で、あらゆる業種のトップ層に人脈がある。

そこで、まずは彼らに対して、唐突に即席で私流の“避雷針のプレゼン“を行なってみることにした。

“私流“というのは、モノの素晴らしさを伝えるのはもちろんだが、それ以上に、この“これまでにない斬新なコンセプト”のヨーロッパ避雷針が世に認知されれば、いかに“凄まじい規模のビジネス”となるのか?という点、また、そこに辿り着くためのビジネスモデルを“ドラマティックなストーリー”で滔々と語らせてもらったのだ。

当たり前だが、本来避雷針など全く興味のない人達だ。

しかし、ドラマティックなビジネスストーリーであれば、響く可能性は十分にあると踏んだわけだ。

そして、その思惑は、予想以上に的中する事となる。

【ベトナムウクレレ by G-Labo】無名のブランドを世界に広めるための方法 vol.117
東証一部上場で売上高数千億円規模の商社のトップや、同様の売上規模の巨大な電気設備工事会社、またNTTのグループ会社の社長など、様々な大手企業との商談ができ、その中のいくつかの企業と代理店契約を取り付ける事に成功したのである。

客観的に見て、そのレベルの大企業がトップダウンで取り扱い始めた製品が、”胡散臭いポッと出の製品”と思う者は少ないはずだ。

これを機に効率よく、印象良く、最高なポジションで、世に広まって行く事は間違いないだろう。

この避雷針マーケティングのストーリーはなかなか面白いので、他にも沢山話したい事があるのだが、本旨と大分ずれてしまうので、取り敢えずここまでとしておこうと思う。

そして、ようやく本題のG-Laboのマーケティングについてなのだが、これは実は、避雷針マーケティングと決定的に異なるところがある。

避雷針マーケティングには無く、G-Laboのマーケティングにはある”決定的なモノ”。

それこそ、エンドユーザーへ“ダイレクトに繋がるチャンネル”、つまり、“GAZZLELE”の存在である。

次回vol.118に続く!

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takeshiueda
この記事を書いた人
上田 健志
1977年愛知県名古屋市生まれ。
大学卒業後、アパレル会社での勤務を経て2004年に法務系士業コンサルティング会社有限会社LEGAL SQUAREを設立。
IT分野での顧客サービスの需要の高まりに伴い、有限会社C-UNIT SQUAREに商号変更し、システム開発を中心とした事業を行う。
現在は「ビジネスをつくる」をテーマに、日本とベトナムで複数のマーケティングプロジェクトを手がけている。
現 株式会社C-UNIT SQUARE代表取締役社長。

ある日、趣味の1つであるウクレレを通じて、ウクレレYoutube「GAZZLELE」と出会う。GAZZ氏とビジネスアイデアをあれこれ語り合う中で、いつしか協業することに。
"ガズのわがままウクレレ"クラウドファンディングを皮切りに、オリジナルウクレレの製造工場「G-Labo」の設立、D2C販売モデルなど、様々なビジネスアイディアを成功に導くべく、日夜奮闘中!

株式会社C-UNIT SQUARE
https://www.c-unit.co.jp
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