“異端”から始まるビジネスは実に面白い。
突然で恐縮だが、実は私は別のソリューションで、ヨーロッパ製の“特殊な避雷針”の販売を手掛けている。
故あって、その避雷針の日本総代理店との提携により、“独自の販路(商流)を創る”という仕事を担っているのだ。
面白いのは、この避雷針のコンセプトである。
雷を誘導して安全に「落とす」という従来の避雷針のコンセプトと異なり、設置する事により、一定の範囲に落雷現象そのものを「発生させない」という、これまで日本ではほとんど知られていなかった“斬新”で”異端”なコンセプトだ。
“異端な製品”を取り扱う時の最大のハードルは、“既存の価値観”、“既存の商文化”、“既得権”などとの戦いだ。
この製品は、世界基準、ヨーロッパ基準、またアメリカ基準の様々な規格試験をパスし、また、世界の大学ランキングに名を連ねるスペイン最古の大学・マドリード大学の名誉教授と、日本で言うところのJAXAに該当するINTA(スペイン国立航空宇宙技術研究所)との共同研究により、その素晴らしい効果についての検証報告が公に挙げられている。
さらには、この避雷針はNATO軍の軍装備品のカタログにも登録されており、加盟国の軍施設や軍艦、またアメリカの国際空港などにも導入されており、継続的にその素晴らしい効果を発揮し続けている。
しかし、そこまでの実績があったとしてもなお、そうそう容易には”新しいもの”を認めないのが、閉鎖的で既得権が横行する日本の商文化だ。
そもそも、我々が民家の屋根などに見かけて良く知っている“あの避雷針”とは、フランクリンロッドと呼ばれるものである。
その名の通り、17世紀、凧を用いて雷が電気であることを発見したという逸話で知られるベンジャミン・フランクリンによって発明されたもので、日本でも明治時代に初めて設置され、非常に長い歴史を持つ謂わば“アンティークな代物”だ。
もちろん、それだけ素晴らしい発明であったのは間違い無いのだが、それでも、その概念が200年以上もの時を経てほとんど変化がなく、進化していかないなどという事は、この日進月歩で進化する現代科学において、まずもって”有り得ない”話だろう。
現に世界では、我々が扱うこの避雷針に限らず多種多様なロジックを持つ様々な避雷針が存在し、先進国を初めとする多くの国々で活用されている。
しかし、とりわけ日本においては、頑なに“新しいもの”を取り入れようとはしないというわけだ。
詳細を語り出せば、言いたい事は山ほどあるのだが、長文になり過ぎるのと、今回はあくまで“G-Labo”の話題に繋げるための“前振り”なので、ここでは割愛し、本筋に話を進めようと思う。
私がここで言いたいのは、「このハードルの高さこそ、ビジネスチャンスであり、“アンチ”vs“我々”が“多勢に無勢”という構図になっているこの構造こそが、最も面白いシチュエーションである」という事である。
そして、「いかにこのハードルを乗り越えるか?」を考えて実行する事こそが、“私の生き甲斐”であり、私が選んだ、“私の人生の主戦場”であるという事だ。
そして、何故いきなりこの避雷針ソリューションの話をしたのかと言えば、このエピソードの主旨は、当然にG-Laboにもガッチリと当てはまるからである。
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