私がガズさんと出会ったタイミングというのは丁度GAZZLELEのフォロワーが5万人位の頃だったと思うが、GAZZLELEはその時には既に、はたから見てもわかるレベルで、ウクレレというニッチな業界では有り得ないほど凄まじい速度で成長している“お化けコンテンツ”であった。
このお化けコンテンツの凄いところは、企業の巨額な投資の元に作られたコンテンツではなく、ガズさん個人による弛まぬアイデアの研鑽と、その継続的な活動によって築き上げられたコンテンツであるという事だ。
とはいえ、GAZZLELEがここまで急激に大きく成長する過程では、当然にそれを応援する数多くのファンや関係者によって支えられてきたという事は言うまでもない。
私自身も当時新参とはいえファンの一人であったから、その点は良く理解していた。
あくまで私見ということで聞いてほしいが、ガズさんとの話し合いから生まれる素晴らしいアイデアの数々を仮に実現するとして、それにあたって必ず同時に考えなければならないのが、“急速に拡大成長する事”にマッチした環境の配備だ。
ドラスティックな言い方で恐縮だが、ユーザー(ファン)の数が増えれば増えるほど、コンテンツの管理は煩雑になる。
管理が疎かになれば、ユーザーの満足度が下がるだけでなく、無用なトラブルが増える。
もちろん、ブランディングそのものにも悪影響が出るのは必至である。
GAZZLELEの活動を、“仮に”だが“ビジネス”として定義するのであれば、行き着くべき方向性やスケールを明確に想定して、それに合わせた計画を考える事が必要なのだ。
とはいえ、GAZZLELEが大きな変革やそこまでの成長を求めるかどうかは、もちろん私が決める事ではないし、意見を言うべき立場でもない。
しかし、ガズさんから聞いたスケールの大きなビジネスアイデアを、聞いた言葉の通りにテーブルに乗せるのであれば、間違いなくそうした事を考慮していかなければならないし、変革に伴う“ある種の覚悟”が必要だ。
ただし先述の通り、GAZZLELEはガズさんのコンテンツではあるが、様々な人たちの想いや協力を経て成長した特別なコンテンツでもある。
だから、自分がどこまでズケズケと入り込み、率直に物を言って良いのか、多少の躊躇があったというわけだ。
話は飛ぶが、私はいわゆる“コンサルタント”が嫌いだ。
と言うと、コンサルタントという業種批判に聞こえてしまうかもしれないが、決してそういうわけではない。
まぁ、評論家や批判家の様な“口だけコンサル”という輩も数多く見てきたし、そういう輩に「そこまで自信があるなら自分でやってみては?儲かるんでしょ?」とか、「それほど確実に数字が上がると言うならばフルコミッション(完全成果報酬)でコンサルをすれば良いのでは?」っと言ってみたくなるというか、言い放った事もあったが、中にはもちろん尊敬できるコンサルも少なからずいるので、誤解が無いように聞いていただきたい。
ここで言いたいのは、自分が“無責任”にもっともらしい発言をするだけというのが嫌だ、という意味だ。
つまり、本気で関わるなら、あくまで腹を括った“当事者の一員”であるべきというのが、私のビジネス観なのだ。
だから、その時点では安易に“無責任な発言”はできないという思いも少なからずあった。
しかし、そんな”らしくない”躊躇などしている余裕がないほど、勝手に急速に成長していくのが“GAZZLELE”であり、私以上に、マグロの様に止まってはいられないのが“ガズさん”なのである。
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