初のバイクでの東京出張は全てが楽しかったが、最も素晴らしい発見を得たのは“帰り道”だった。
バイクを運転していると、流石に車の様な“ながら電話”は難しい。着信があれば、もちろん最寄りのサービスエリアで停まってかけ直すのだが、運転中は基本的に良い意味で孤独だ。
余談だが、行きの日曜日とは違い、帰りとなった火曜日は当然に平日なので、電話が鳴りまくる。
そのため、都度サービスエリアで立ち止まり、長電話してしまうので、何と6時間以上東名高速道路上に滞在してしまった。
以前に休日のツーリングのお話をした際には、”全てがライディングの事で一杯になる”という表現をしたと思うが、今回の出張の旅においては、それとは全く逆の体験をした。
仕事の合間の運転だからなのか、運転の合間の仕事だからなのかは定かではないが、帰りの運転中は仕事に関する妄想で頭が一杯だった。二日間の仕事で体験した事が起爆剤となり、次から次へと新しいアイデアが、まるで泉の様に湧き出てきたのだ。
G-Laboに関しても当然にそれは同様で、そのため、帰宅翌日の本日は、午前中からガズさんに連絡を取り、長時間に渡って、それらのアイデアや新しい考えについて、ついついマシンガンの様に話しまくってしまった。
突然のゲリラ豪雨の様なトークに、ガズさんも多少面食らった所があったかもしれないが、ありがたい事に直ぐに乗ってくれて、今後の展開について物凄く盛り上がった話ができた。
直ぐに“ちょっと異常な私”の話に順応してくれたガズさんには大感謝である。
そして、この“バイク出張の帰宅中に色々思いついた”という話もガズさんに話したのだが、そこでガズさんに言われて得心したのが、如何に自問自答、つまり自分と向き合って自身と対話するかという事の重要性だ。
最近は本当に鬼の様に忙しかった。故に、仕事という巨大な濁流に呑まれていたからか、“内なる自分との対話”が少し疎かになっていたかもしれない。
自分が“やると決めた仕事”をつまらないと思った事はないが、より面白くするための良い気づきが得られたかもしれないのは、とても幸運だと素直に思えた。
今回の総走行距離800kmに及ぶバイク出張では、色々な意味で得るものがあったが、悪い癖とならない様に気をつけなければいけない。
ハマり過ぎると、バイクすら仕事の道具となってしまいそうで心配だからだ。
次回
\ R A N K I N G /
ブログランキング参加中!
よろしければ下記2つのボタンをクリックしてください!当ブログに1票投票されます。