現地採用として社員となった早々のタイミングでブリッジ役に抜擢された淡路は、元々はインターンという立場ではあったが、川上の現場での苦労を誰よりも近場で目の当たりにし、その大変さを良く理解している。
また、柔軟な思考の持ち主でもあり、兼松の思い描く管理のやり方や必要性についても、良き理解者となっている。
以前、本人と話をした際に、自身を「八方美人」と称して、それが短所であるかの様に言っていたが、私は全くそうは思わない。
それは「八方美人」でなく、偏りなくフラットに絶妙な距離感で人と接せられるという事で、彼特有のセンスであり、誇るべき長所であると私は彼に返した。
もちろんお世辞ではなく、本気でそう思っている。
私は基本的に世辞は苦手だし嫌いなのだ。
新入社員に重たい責任を押し付ける気は毛頭無いが、噛み合わせの悪い二つの重要な歯車があるのであれば、その噛み合わせを良くするための新たな「第三の歯車」を用意し、それらの間に噛ませるべきだ。
つまり、この第三の歯車の登場により、重要な二つの歯車が上手く噛み合う可能性はかなり高まると期待しているというわけなのである。
もっとも、彼に求める重要な役割はコレだけではないのだが、それはまた後述させて頂く事にする。
ガズさん、兼松、淡路、私の4人で開かれたWEB会議の中で打ち合せた内容は以上の様な感じで、全体的にかなりヘビーな内容となったが、ガズさん参加のお陰もあり、緊張感の中にも、かなり前向きでポジティブな形でミーティングを終える事ができた。
そして、このミーティングで話し合われた内容を、後日、私とガズさんで改めて川上と擦り合わせるため、3人でのミーティングが開かれる事となった。
次回
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